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クロモリって何だ?

早いモノで今週も金曜日。と、毎週金曜日に書いている気もしますね。
39歳の誕生日を来週末に控え、着々と近付いて来る40歳に向けてこうやってあっと言う間に月日は過ぎ去って行くんだなーと少し感傷的になっていますw。80歳まで生きる事が出来たとしたら間もなく人生も折り返し。70歳だとしたら既に後半戦なんですよね…。つい最近までハナタレ小僧だったのに。

さて今日は自転車フレームの材質のひとつ「クロモリ」について。
自転車のフレームと言って思い浮かぶものと言ったら、カーボン、アルミ、そしてこのクロモリ。ロード車やクロスバイクのエントリー~ミドルクラスに非常に多く採用されているこの材質、深く掘り下げて考えた事が殆ど無い事に気が付きました。そこで今日は自分の学習も含めてクロモリについて紹介したいと思います。
722heri_slv_slv1.jpg
LEADERのクロモリフレームと言えばコレ。722シリーズ。
735や725のトラックフレームがアルミなのに対し、街乗り仕様の722シリーズにはクロモリが採用されています。んじゃ、クロモリって一体何だ?

クロモリとは「クロムモリブデン鋼」の略称。鉄に極少量のクロムとモリブデンを添加した合金の一種なんですね。
特徴として挙げられるのは以下の様な感じ。
・強度重量比が優れている(軽いのに強い!)
・溶接が比較的容易である
・標準の機械構造用炭素鋼と比較して強度、硬度が高い
・同じクロムを含むステンレスに比べて耐腐食性は低い
とか。
おお、何だか物理的な話になってきたぞ。漢字も多いしw。あ、ちなみに当方は高校時代の物理の成績は「10段階中の1」ですw。10段階で「1」!
なかなか取れる成績ではありませんね。
つまりは強度の割に重量が軽く、加工が容易なんだけど油断すると錆びたり腐食したりするよ!って事ですね。

JIS(日本工業規格)が定めるクロモリの識別は大項目4種、合計40種類以上に上るので全ての紹介は省略しますが、アメリカSAE(アメリカ自動車技術者協会)が定める分類は12種類。
sae.jpg
(C)出展:wikipedia
この中で自転車フレーム向けに有名なのが「4130材」と言われる材料。自転車フレームの他に自動車のクラッチや自動小銃の重要部(!)などに使われているとか。知らなかった。
炭素の含有量を少し増やした4150材に至っては、アメリカ軍の自動小銃「M16」や「M4カービン」の銃身材料として採用されているとか。
m4.jpg
M4カービン。もう映画の世界ですw。
すごいぞクロモリ!
その他、航空機にも数多く採用されている材質と言う所を見ると、その強度や重量について優位点がたくさんあると言うのも頷ける気がしますね。

低炭素鋼の加工の特性として、炭素を添加する事により表面のみを硬化させる事が可能です(浸炭と言います)。これによって硬化された表面と、柔軟な内部層との間に応力を発生させ、全体の強度が増す結果が期待出来るとか。うーむ、技術って凄いですね。まったくそんな事気にしないで722に乗っていましたよ。当り前か。

この他にクロモリ4130材の特性を表す「引っ張り強度」や「降伏強度」、「伸び率」「ロックウェル強度」なんて言う指標もありますが、物理「1」の自分にはもう理解の範疇を超えるので省略させて頂きますw。

強度・硬度が高く強度重量比に優れ、加工が容易でかつ比較的高価でないクロモリと言う素材。まさに自転車にはうってつけな材料なのかもしれませんね。
普段は全く気にしないフレームの材質。ちょっとした予備知識程度に知っておくのもイイかも知れません。雑学程度に覚えておく事にしましょう。
クロモリについて考えてみたら、アルミやカーボン、それにシティ車やエントリーモデルに多い「ハイテン鋼」なんかにも興味が湧いて来ましたw。また機会があったら紹介したいと思います。

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コメント

非公開コメント

No title

クロモリ乗りでありながら全く知りませんでした。

読ませていただくとほんと自転車にぴったりの材質なんですね。

これからさらに安心して乗れそうです。

ブログランキング、ポチリ。

tac-phenさん

こんにちは!
自転車フレームの材質、色々調べてみると面白そうです。
ママチャリの材質なんかも調べてみようかななんて思ったりw。
いつもポチリありがとうございます!

トライボロジーマジック

 島根県安来市に巨大な工場を構える日立金属が開発した新型工具鋼 SLD-MAGIC(S-MAGIC)は微量な有機物の表面吸着により、金属では不可能といわれていた自己潤滑性能を実現した。この有機物の種類は広範囲で生物系から鉱物油に至る広い範囲で駆動するトライボケミカル反応を誘導する合金設計となっている。潤滑機械の設計思想を根本から変える革命というものもある。
 このトライボケミカル反応にもノーベル物理学賞で有名になったグラフェン構造になるようになる機構らしいが応用化の速度にはインパクトがある。
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39歳1児の父。
現在は仕事と育児の合間を縫ってLEADER BIKE 725TRと722TSに乗っています。
自宅のある横浜みなとみらいを中心にのんびり走っています。
■725TR
<フレーム>
LEADERBIKE 725TR 2013
<フォーク>
LEADERBIKE I06TR CARBON
<クランクセット>
SRAM OMNIUM
<チェーンリング>
FSA PRO TRUCK 49T
<ハンドル>
DEDA PISTA ドロップ
<ステム>
THOMSON X2 70mm
<Fブレーキ>
SHIMANO 105
<Rブレーキ>
SHIMANO 105
<Fホイール>
BROTURES 42mm DEEP
<Rリム>
BROTURES 42mm DEEP
<F・Rハブ>
BROTURES ORIGINAL
<タイヤ>
CONTINENTAL
GATORSKIN 700×25
<シートポスト>
LEADERBIKE CARBON AERO
<サドル>
fi'zi:k ARIONE K:ium STD
<ペダル>
シマノPD-M520-L

■722
<フレーム>
LEADERBIKE 722TS STEEL PISTA
<フォーク>
LEADER BIKE S803
<クランクセット>
SUGINO RD MESSENGER 46T
<ハンドル>
BEAM XOB 50mmRISE
<ステム>
THOMSON X4 90mm
<Fブレーキ>
SHIMANO 105
<Rブレーキ>
SHIMANO 105
<Fホイール>
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<Rリム>
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<サドル>
LEADER COSMIC BLACK SUEDE
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