FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SPECIALIZEDのトラックバイク!

ロードバイクやマウンテンバイク、クロスバイクの世界でも、各メーカーが続々と2014年モデルを発表するこのシーズン。主要なメーカーの最新モデルもほぼ出揃って来た感じがしますね。もちろん総合自転車メーカーですので、LEADERBIKEに代表されるような「シングルギア・ピスト・トラックバイク」をメインとしたメーカーとは異なり、むしろシングルギア車が完全にマイノリティな取扱い。新モデルにシングルギア車が1台もないメーカーも多数あります。そんな中、総合自転車メーカーの中には「トラック競技」向けに製品を作っているところには、一般ユーザー向けのシングルギア車がラインアップされていたりします。今日はそんな中からこのメーカーを紹介しましょう。
specialized.jpg
そう、スペシャライズドです。
このブランド、ロードバイクの世界ではとても有名ですよね。
1974年にマイク・シンヤードによって設立された同社、事の発端はシンヤードが「大学卒業後も自転車に関係する仕事がしたいよ!」との意志の元、サイクリング文化発祥の地であるヨーロッパの縦断旅行に出発した事。まあ、この辺の行動力って素晴らしいって言うか、日本人である我々には出来ないワザかも知れませんよね。殆どお金も無かったでしょうし、ヨーロッパを縦断したところで「自転車に関する仕事」が見付かったり、自転車ビジネスがいきなり始められるワケでもありません。でもこう言う行動力のある人の事は、ちゃんと神様も見ているのかも知れませんね。なんとその旅先で「偶然にも」あのチネリの創始者であるチーノ・チネリ氏と出会っちゃってるんですw。普通会えるか?結果、アメリカへの輸入権を獲得してしまうのですが、普通会えますか?チネリ氏にw。
「コンピュータの仕事がしたい!」ってアメリカに行って、偶然にも(故人ですが)スティーブ・ジョブスに会えますか?
「クルマの仕事がしたい!」って日本に来て、偶然にも(個人ですが)本田宗一郎氏に出会えたのでしょうか?
恐らく「自転車の仕事」がしたくてヨーロッパに渡った人は星の数ほどいたのでしょうが、こう言った限られた強運の持ち主だけが、その成果を持ち帰る事が出来るのでしょう。宝くじの末等以外に当せんした事がない当方には全く縁の無さそうな話ですw。

その後チネリの製品の輸入で体力をつけた同社は、ブランドオリジナルの製品をリリースするようになります。それでもその中心は日本のメーカーによるOEMが中心。ツーリング用タイヤは日本の三星ベルトが生産したとも言われています。1979年に発売したロードバイク「アレー (Allez)」のフレームも日本製でした。
そして1981年、世界初の量産型マウンテンバイク「スタンプジャンパー (Stumpjumper)」をリリースします。そしてこの商品が空前の大ヒット。「SPECIALIZED」の名前を世に知らしめる第一歩となりました。この大ヒットについては「新しい自転車の文化とライフスタイルを切り開いた」功績が讃えられ、何とあのスミソニアン博物館の永久所蔵品に指定されています。
specialized2.jpg
(C)iwritewell.com, JOEL TURNER
※画像クリックで拡大します
写真がスタンプジャンパー1981。そして傍らに立つ人物は、創業者マイク・シンヤード本人です。
さすがは爆発的なヒットをしたモデル。カッコイイですよね。レトロな感じがウケそうと言うポイントも含め、現在でも充分通用しそうです。これのシングルギアなんかがあったら最高ですよねw。
当時のスタンプジャンパーは、現在でもリムやフレームワークで有名なあの新家(アラヤ)工業によるOEM生産でした。その後もスペシャライズドは日本製のスチールを用いた車種を続々とリリースし、好評を博しました。
ロードレースへの本格的な機材供給は比較的最近で、ツールドフランスへの参戦も2000年から。サポートした個人は総合3位、その選手が所属するチームは総合2位と大活躍を見せます。その高い技術力は主要チームからの評価も高く、2009年にはチーム・サクソバンク、2010年にはアルベルト・コンタドールと個人契約を結び、これに合わせてコンタドールが所属するアスタナにも機材供給を行っています。世界のトップ選手やチームにも機材供給をする一流メーカーとしての地位を確固たるものにしました。

しかし、その高い技術力とブランド力があったとしても、企業の継続と言う点ではうまく行かない事もあります。同社はツールドフランスに初出場した2000年、財務的な危機に直面。当時フレームの生産を委託していた台湾のメリダ・インダストリーに身売りし、そのグループの傘下となりました。メリダはSPECIALIZEDの世界的なネームバリューを最大限に活かすため、株式投資を49%に抑え、共同経営の形を採用しているのも面白いポイントですね。

さて前置きがムチャクチャ長くなりましたw。
そんな歴史を持つSPECIALIZEDのラインアップの中で唯一のシングルギア車がコチラ。トラックバイクシリーズ「LANGSTER PRO」!
langstar2.jpg
※画像クリックで拡大します
まず大前提として、このモデルはトラック競技向けバイクであること。競技用トラックを走る事を前提としていますので、基本的にブレーキの装着は出来ません。勿論、フロントフォークをブレーキ搭載タイプに交換し、リアにもブレーキ取付用の台座を追加するなどをすれな装着も可能です。つまりこのままでは日本では公道を走る事は出来ません。ご注意ください。

やっぱりトラックバイクってカッコイイですねw。エアロ形状のダウンチューブにシートチューブのエグれ。そして男らしい太さのシートポスト!これだけでご飯3膳コースです。フレームの素材はアルミ。カタログスペックには「A1プレミアムアルミ」とありますが、このA1と言うのはスペシャライズド独自の素材のようで、詳しい資料がありません。どうやらいわゆる「6000番台」のアルミに近い素材のようで、その中でも6061アルミに類似している、との情報があります。そう、6061番と言えばLEADERBIKEの725や735と同じです。
そしてクランクセットにはあのSRAM OMNIUMを標準装備。トラックバイク向けダイレクトクランクの雄とされるこのクランクが標準装備なのは嬉しいポイントです。今ではかなり入手困難ですからね。
フロントフォークはスペシャライズドオリジナルのアルミ・カーボンフォーク。重ねて書きますが、ブレーキ搭載用の穴は空いていません。
その他のパーツも殆どがスペシャライズドのオリジナル。詳しいスペックは公式サイトを参照して頂くとして、カラーは写真のサテンブラック・チャコール・シルバーの組み合わせの他に、
langstar1.jpg
パールホワイト・ネイビー・レッドの組み合わせバージョンがあります。
気になるお値段は完成車価格180,000円。お値段もLEADERの725や735と同じくらいのレベルですね。6000番台類似のアルミフレームにアル・カーボンフォーク、オムニウムクランク搭載であれば納得のお値段かも知れません。

ロードバイクやマウンテンバイクの世界では不動の地位を築いている総合自転車メーカー「SPECIALIZED」。そんな一見ピストとは無関係なメーカーにも、トラック用バイクではありますがこれだけクールな1台があるんですね。日本国内ではこのままでは公道は走れません。前後ブレーキが搭載可能な状態にカスタムするか、トラックで走るために購入するかについては購入される方次第ですが、こんな自転車もあるんだよって事で紹介させて頂きました。もちろんSPECIALIZED以外の有名ブランドにも、数は少ないですがシングルギアの完成車がラインアップされていますので、機会があったらまた当ブログでも取り上げて行こうと思います。意外な掘り出し物があるかも知れませんからね!

ご意見・ご感想・メッセージお待ちしています!
yokohama.pist@gmail.com
↓最新のピスト・シングルスピードブログがたくさんあります!↓
にほんブログ村 自転車ブログ ピストレーサーへにほんブログ村 自転車ブログ シングルスピードへ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 自転車(スポーツ用)
ジャンル : スポーツ

コメント

非公開コメント

カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
プロフィール

makirax

Author:makirax
39歳1児の父。
現在は仕事と育児の合間を縫ってLEADER BIKE 725TRと722TSに乗っています。
自宅のある横浜みなとみらいを中心にのんびり走っています。
■725TR
<フレーム>
LEADERBIKE 725TR 2013
<フォーク>
LEADERBIKE I06TR CARBON
<クランクセット>
SRAM OMNIUM
<チェーンリング>
FSA PRO TRUCK 49T
<ハンドル>
DEDA PISTA ドロップ
<ステム>
THOMSON X2 70mm
<Fブレーキ>
SHIMANO 105
<Rブレーキ>
SHIMANO 105
<Fホイール>
BROTURES 42mm DEEP
<Rリム>
BROTURES 42mm DEEP
<F・Rハブ>
BROTURES ORIGINAL
<タイヤ>
CONTINENTAL
GATORSKIN 700×25
<シートポスト>
LEADERBIKE CARBON AERO
<サドル>
fi'zi:k ARIONE K:ium STD
<ペダル>
シマノPD-M520-L

■722
<フレーム>
LEADERBIKE 722TS STEEL PISTA
<フォーク>
LEADER BIKE S803
<クランクセット>
SUGINO RD MESSENGER 46T
<ハンドル>
BEAM XOB 50mmRISE
<ステム>
THOMSON X4 90mm
<Fブレーキ>
SHIMANO 105
<Rブレーキ>
SHIMANO 105
<Fホイール>
NO NAME
<Rリム>
NO NAME
<Rハブ>
NO NAME
<タイヤ>
NO NAME
<シートポスト>
THOMSON ELITE SETBACK
<サドル>
LEADER COSMIC BLACK SUEDE
<ペダル>
NO NAME
722は現在組み上げ中です!

検索フォーム
自転車日和?

-天気予報コム- -FC2-
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新トラックバック
ご訪問ありがとうございます
リンク
ADS by Google
関連商品
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。