11月も最終週に入りました。来週になればもう12月。ニュースではこの間も少し紹介した「流行語大賞」だったり「紅白出場歌手決定」なんて年末を感じさせる話題も多いですよね。そして街はクリスマス一色。妻や息子へのプレゼントを考えながらも、極端に薄くなった財布を握り締めて溜息をつく11月最終週。世の中のお父さんはみんな同じですよね。同じニュースでも、年末ジャンボやビッグで10億が9口も!なんて景気の良いニュースの当事者になりたいものですw。
さてそんな今日はこの自転車を紹介します。
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ん?ロード?
シングルギア・ピストファンにとって、新しい自転車を見る時に必ず目が行くリアエンドとクランク。そうです、間違いなくロード車です。しかもGIANTです。でもエアロなんです。そうなんです。今日はこのGIANTの「PROPEL ADVANCED SL 1」を紹介します。プロペル アドバンスド SL1。スローピングフレームの印象が強いGIANTの中にあって、そのホリゾンタル・エアロフレームが印象的ですよね。ロードの世界でも数多くのメーカーが展開している「ホリゾンタルエアロ」。世界最大の自転車メーカーであるGIANTはこの分野においては「後発」になります。この自転車を紹介しようと思うのですが、ロード車乗りの視点からの紹介は省略しますw。だって、ロードのコンポーネントについての知識なんかほとんどありませんし、そもそもロードには乗っていないので詳しい紹介なんか出来ませんw。メーカーのスペック表をコピペして終わり、なんてエントリを書いても仕方ないですからね。
それでも一応は簡単な紹介を。
このPROPEL ADVANCEDは、GIANTが新しく提案するカーボン+エアロ形状フレームシリーズの最上位モデル。使用しているカーボンのグレードは「T-800」になります。おっと、この表記は恐らくこのブログでは初登場かも知れませんね。このブログでは、カーボンの種類として「12K」や「3K」なんて表記を紹介した事がありますが、この「T」についても簡単に紹介しましょう。
カーボンのグレードを表す表記にはこの他に「t」と言う表記もあります。このtは、重量を表す「トン」。種類としては24t,30t,46t,50t,60tがあります。原料となるカーボン繊維を「倍の長さ」に引っ張るのに必要な力の事で、主に「繊維の硬さ」を表すもの。倍の長さに引き延ばすのに24tの力が必要なら24tカーボン、60tもの力が必要なすんごい硬いカーボンなら60tカーボンとなります。
この表記と、これまで紹介した「編み込む束の本数」である3K、12K表記と組み合わせ、「30t3Kカーボン」や「46t12Kカーボン」なんて呼んだりするんですね。
そしてこの自転車に使われている「T-800」は「30t」と同等、「T-700」なら「24t」と同等です。つまりGIANTのPROPEL ADVANCEDは30tカーボンを使用したフレームって事になります。
何だか説明が長くなりました。
GIANTがリリースしたカーボンエアロフレームは、写真の最上位モデル「ADVANCED SL1」を筆頭に、T-700カーボンによる「ADVANCED」、T-600グレードカーボン原糸による「COMPOSITE」シリーズと各グレードがラインアップ。それぞれに価格帯も異なり、ユーザーによって選択肢が多いのも嬉しいポイントです。
んでもって、何故このロード車を紹介したのか?もちろんZIPPのホイールに目が行ったのもそうですし、エアロフレームが好きで725に乗っているってのもありますが、一番目が行ったのがこのフロントブレーキ。
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メーカーによれば、このフレームの圧倒的なエアロ性能を引き出すために、独自設計のブレーキ「SPEED CONTROL SLR」を搭載しているとか。これ、良いですよね。例えどれだけ自転車全体のビジュアルに影響を与えようが、ケーブルの取り回しでごちゃごちゃしようが、ブレーキの装着は必須です。少しでもブレーキ本体のゴッツさを隠すために、既製のキャリパーブレーキ本体をフロントフォークの裏側に装着する例も多いですが、こんな形状であればとてもスッキリとした外観を実現出来るんですね。
形状を見るとVブレーキの様な機構ですが、フォークとほぼ同じ幅、あたかもフォークの一部のような印象もあるこのブレーキ。これは是非ピスト用にも商品化して欲しいアイテムです。
どうですか?LEADERBIKEさん。
ブレーキ着用が必須な日本国内の為に、こんなブレーキ作ってくれませんか?
このPROPEL ADVANCED SL 1、完成車価格は何と驚きの997,500円w。あはは、ほぼ大台です。こんな最高級な自転車を買うのなら、LEADERのRENOVATIOを30万円くらいでカスタム購入し、残りの70万円は貯金しますからw。今のシーズンだったら、70万円分の年末ジャンボを買うのもイイかも。1枚300円ですから、2,330枚買えますね。ちなみにジャンボ宝くじの当せん確率は約1/1,000万と言われています。あ、ちなみに交通事故で死亡する確率は約1/1万、カジノでジャックポットを引く確立が1/60万とも言われていますねw。あはは、当たらねえ。
実際に700,000円分のジャンボくじを買った際の当せん分布をシミュレートしてくれる
『web宝くじシミュレーション』 (2011年版)なるものがあったので、ちょっと試してみました。あくまでも確率と言う数字だけを元にしたシミュレーションですが…
結果はこちら!
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総投資:700,200円
購入枚数:2,334枚、バラ
当せん 5等(3,000円)…19本
当せん 6等(300円)…234枚
当せん金額合計…57,000+70,200円=127,200円
収支…-573,000円!! さあ!午後も真面目に働こうw!
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